トリノオリンピック終わってしまいました。今回のオリンピック、夜更かしの時間とLIVEの時間が重なったせいもあって、結構たくさん競技を見た気がします。

そんな中、NHKでの放映開始時に平原綾香の曲と一緒に、砂をまいて絵を描くアニメーションが使われていましたが、それがずーっと気になっていました。

砂をババッとまいて、その上を指や手のひらを使ってパッパとなぞって線や文様を作り、各競技の様子を描き出す映像です。その描く最中に飛ぶ砂の動き自体でその絵の動きを表すという、躍動感あふれる表現にとても心を打たれました。

僕はてっきりこれはCGだと思っていました。「こんなに都合よく砂が動く訳が無いっ」と思っていたのです。じゃあ、こんなすごいCGをどんなクリエイターがつくったのか、と調べてみたら、実はこれ実写だったんですね。そう、実際にあのように絵を砂で描く人がいたんです。すみません。CGだなんて言って…。

その方は、ブタペスト生まれのフェレンク・カーコ(Ferenc Cako:フェレンツ ツァコが正しい?)という芸術家で、この「サンド・ペインティング」というパフォーマンスは彼独自のものだそうです。日本にも何度か来た事があったり、CMで使われたことがあるそうで、日本にも結構ファンがいらっしゃるようです。生のパフォーマンスが見たいですね。ちなみにこちらのページ(ks plusさん)によると、使う砂は、ドナウ川の砂が一番いいらしいとか。