岩手の方に行ってきた帰り道に食べようと新幹線の盛岡駅で買った駅弁。

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少し前に、イーハトーブ花巻 故郷弁当というのがあったのを紹介した。北上平野を中心とした特産物や名物料料理を少しずつ、色々と味わえるという弁当である。今年はこれが無くなっていた。その代わり多分同じコンセプトで作られたのがこの弁当だと思う。

コンセプトについて言うと、一般的に駅弁って、値段などにも依るけど、牛なら牛、鯛なら鯛みたいに地域特産の特定の素材をテーマにすることが多い。もうちょっと地域性を広めに出しても、海産物メインで海鮮物みたいになるが、それでも魚介という狭いカテゴリで食材は収まっている。

一方この弁当は、地域性を出すために特定の食材で弁当を特徴付けるのではなく、岩手一帯に様々な食の特産品が有る事を生かして、肉・魚・山菜・漬物と様々な物が味わえるというところを特徴としている。

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実を言うと、自分は田舎っぽい食べ物、特に山菜・魚の煮しめものや漬物の類はクセがあると結構苦手なのだが、この弁当の煮物(鰊・山菜)や金婚漬けなどは、クセが少ない調理がしてあって非常に食べやすかったというか、美味しかった。後は牛の煮物などは非常に美味しい。味付け全体も結構控えめな塩辛さで、地産地消という割には若者や東京以西の人向けの味付けのような気がする。それだけ、岩手県外からの観光客の人には美味しく、いろいろな料理が楽しめる弁当になっていると思う。

岩手で駅弁を選ぶ時に、地元名産を謳っている弁当の中身が、牛ばかり、鶏ばかり、ウニ・イクラばかりというのがちょっと、という人は是非とも選んでいただきたい弁当です。

ちなみに、最近盛岡駅で弁当を見ていると、結構コロコロと弁当が様変わりしていて、今度またあれを食べようと思っても、無くなっている事が多い。競争もあって大変なのかもしれないが、定番みたいなものが定まらないのもなんかどうかと思う。