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最近、漫画コンテンツをニコニコ動画のサイトでいくつか買ってみた。去年、プロバイダのキャンペーンで5000ニコポイントもいただけたのだが、使えてなくてその使い道として買ってみたというのがきっかけ。

本当のきっかけは、ニコニコ静画で試し読みコンテンツを見て、続きが気になったりしたのを買ってみたと言うところだ。

本を買う時って本当に書評が分かっていて自分が読みたくなっているのならいいけど、分からないと賭けみたい所がある。特に、漫画だと1巻だけ買ってつまらなかったら本当にムダ感が強くなる。やはり内容をある程度わかっていると大分買う際の障壁が下がる。

まあ、毎週雑誌を読んでいれば漫画の目利きも出来て良いのかもしれないけど、そんな暇はないし。この歳になれば会社で漫画雑誌の話などしない。なので、最近、なかなか自分が面白いと思う漫画に出会えなかったが、電子書籍だとサイトイチオシの漫画のためし読みで当たりを付けられる。ここが最大の利点かも。

そんなわけで、ダラダラしてた時に試し読みして、使えずにいたポイントで一気にまとめ購入してみた。

読む環境としてブラウザとAndroidアプリ両方を使ってみた。システムの使用感の感想としては、まあ、ひまつぶし的には十分なクオリティだけど、テキストの電子ブックに比べても画像なのでパラパラめくるようにページめくりが出来ない。データをDLしたり、表示に時間がかかるのが気になる、といったところ。

まあ、それでも本棚の物理的スペースを取らないというのと、端末さえあればいつでも、何処でも読めるというのはなかなか良い。

試し読みに関しては、アマゾンなんかだと紙の本でも一部試し読みができるが、ショップのIFの中で読むことになるのでやや使いづらく、試し読みが購入意思決定に結びついたことはなかった。実際に読むのと同じ環境で試し読みできるということも、電子書籍のIFとして重要なのかもしれないと思った。

そして、編集のしやすさという電子書籍の利点を生かして、試し読みコンテンツのような読者と接触するためのコンテンツを作り出すことで、実は読者の裾野を広げやすいという側面もあるのではないかと思った。