アレジオンのジェネリック製品アレジラストについて。
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今年も花粉の季節になり、その量がマックスな季節がやってきた。私は、テレビで花粉のシーズンになりましたと言い出すその更に前の1月中旬ぐらいから、鼻がむずむずしだして、杉だけでなくヒノキにもアレルギーが有るので5月の連休ぐらいまで悩まされる重症の口だ。(あまり知られていないのだがスギ花粉というのは実はその前の秋の9月ぐらいからわずかだが飛んでいて、私は晩秋にもくしゃみが出ることがあるぐらい重症です)

これまでは花粉症に対して薬を使っていなかった。私は、もともと重症のアトピーを抱えていて、今はうまくコントロールできているのだけど、そのコントロールのバランスを崩すのが嫌だったからだ。抗アレルギー薬を止めた後にアトピーにもどんな反動が出るかわからなかったからである。でもアトピーがかなり収まったと感じた一昨年から花粉症については薬を飲んで対処することにした。

普通にドラッグストアで購入出来るいわゆる眠くなりにくい抗アレルギー薬として、アレグラ(紫の箱でよくCMでみるやつ)とアレジオン(一日一回ですむ)を良く見かける。私は後者、一日一回の手軽さからアレジオンを使っている。

ただ、この花粉症の薬、少し高い。12錠で大体2038円くらいする(アレジオン20の場合)。一日一錠なので、一日170円くらい。缶コーヒーより高い。糸守町では3日は暮らせる額だ。

しかしこの2つの薬、今年からは(実は去年から?)後発薬が出ている。アレジオンの薬効成分(エピナスチン塩酸塩)が入っている薬としては「アレジラスト」という薬が売られている。ハックドラッグなどのPB「ハピコム」ブランド。有効成分量がアレジオン20と同じアレジラスト20は20錠入っていてお値段が2138円。なんと一日あたり40%近い割安さ。

ジェネリックはその性能の差が気になるという人もいらっしゃるかと思います。今季使い出すにあたって試しに、アレジラストとアレジオンを交互に飲んでみたのですが、効果に差は感じられませんでした。結局、どちらも症状は軽くなるが(私の場合は)鼻が少しムズムズする感じはあるというか。

おそらくアレグラについても、その製品を買うよりジェネリック製品を買うほうが消費者としては賢い選択だと思います。