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最近、家族が任天堂3DSをやっている。子供番組のCMでとあるソフトが気になって嫁さんが買ったらしい。実は、ここしばらくはスマホ、タブレットで暇つぶしのゲームは間に合わせていた。周りを見ていても、特に電車乗っている時に見ていて思ったのは、多くの人はスマートフォンでゲームをし始めていて、いわゆるガラケーとは違う汎用的な機能や価格帯の重なりから、専用ゲーム機は終焉の時代をとうとう迎えるのだろうと自分としては思っていた。けど、3DSやってみると結構専用ゲーム機ならではの楽しみがあって面白いと思った。

まず、(いまさらながら)驚いたのが3D表示。本当に裸眼で3Dで見ることが出来る。目が疲れたりするんじゃないかと思ったがさほどではない。

3DSでは更に強化されているのが、NWへのアクセス機能。DSの頃からあったらしいが、すれちがい通信というのがやってみると案外面白かった。この機能は、3DSを持っている人同士が近づくと、それぞれのゲームのプレイ情報がWiFi機能を通じて交換される機能だ。相手が知らない人でもとにかく、同じゲームをやっている(かつすれ違い通信を設定している)人同士なら誰彼構わず、データが飛び込んでくるのだ。

例えば、Wiiのころからお馴染みMiiという、自分の似顔絵的なキャラクターを作って自分の分身となるキャラクターを作る機能が3DSにも搭載されている。このMiiについて、ネットワークを使って自分のゲーム機(広場)に招待することが出来るけど、すれちがい通信の設定をして(ゲーム上の設定で有効にした上で、無線機能をONにしておく必要が有る)町中をウロウロするだけで、どんどんいろんな人のデータが飛び込んでくる。そのデータを使ってちょっとしたRPGゲームが出来る。ゲームを進めるには、たくさんのすれ違いデータが必要なので「もっとすれ違いたい!」となって、持ちだして遠出をしたくなったりする。そういうゲームに閉じないリアルな活動も活発にさせる点が面白いと思った。

このすれちがい、有名・本数の出ているゲームなら町中でどんどんデータが交換されていくが、マイナーなゲームならどうなのだろうか?実は「ほっぺちゃん つくって! あそんで!ぷにぷにタウン!!」というゲームを買っていて、このゲームはおそらく小学生低学年のみをターゲットにしていて、発売3日で約8800本という本数だった(メディアクリエイトによる。)。ちなみに同日発売の逆転     裁判5は25万本で、桁が違う。日本全体でそんな少ない本数だと、なかなかすれ違えないような気もするが、でも、販売から3週間後、町中をウロウロしているとすれちがいデータが入ってくるようになる。数が少ないと、余計うれしくてもっとウロウロしたくなるようだ。多分、全くすれ違えない状態が続くとダメなのだが、たま~に入ってくる、というのが良いのだろう。

このすれ違い通信はアドホック通信の仕掛けといえるのだろうけど、スマホではこんな機能はくっつけようとは思わないだろう。ゲーム機、すなわちUX的なエンターテイメントをとにかく追求しようとしたからこそ付いた機能なのだと思った。

すれ違いの他にもカメラや電子コンテンツの端末としても使えるようになっている。カメラ機能は、小さい小学生もとても楽しめると思う。色々機能が付いているが、やはりゲームをすることがこの機械の主目的で、まだまだゲーム機の世界にも奥深さがあることを感じさせられた。WiiUが苦戦しているようだが、これも新しい楽しみ方を提案してくれるゲーム・コンテンツを待ちたい。